一本桜と岩手山 / 5月の鞍掛山 [低山徘徊]
(注: 5月19日付 秋田魁新報の記事によれば、一本桜は12日・開花、18日までに満開となったが、開花率一割とのこと。野鳥ウソの被害とのこと。寒さが厳しいとウソによる花芽の被害が増えるとのこと。今冬は厳寒だったせいでシベリヤや中国からのウソが多かったのかなとのこと。 残念 )
一本桜:樹齢約100年のエドヒガンという種の桜だそうです。
雪化粧の鳥海山を見に / 笙ヶ岳 [低山徘徊]
10月14日、6時起床。
昨日からの雨もあがって晴れ。
本日も低山徘徊・・。
昨日、10月13日が今年の初冠雪・鳥海山。
その西側にあるピーク。
笙ヶ岳(しょうがたけ)・1635mを目指します。
7時自宅出発。
鳥海ブルーライン、鉾立を経て大平。
8時30分、吹浦口・大平駐車場着。
大平登山口。
日本海を望みます。
私たちは右を行きます。
笙ヶ岳でお昼を食べてきます。
左を行く大きな団体さんのパーティ。
御浜へ向かうようです。
雪化粧の鳥海山ピークが見えてきました。
少しかすんでいますが、今日は頂上がはっきり見えます。
いつも花の季節に来る笙ヶ岳。
秋の枯れ草色のこのルートもなかなかのものです。
季節はずれの花。
笙ヶ岳のピークの写真は、本日は無し。
今日はやっぱり、鉾立駐車場からのこの一枚。
初冠雪の鳥海山。
体育の日・晴天の秋田駒ヶ岳 [低山徘徊]
晴天の体育の日。
恒例の低山徘徊・・。
いつもの秋田駒ケ岳。
秋田駒なのに、登山口はいつも、岩手・国見温泉口。
秋田側からは自家用車でアプローチできない山になっています。
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岩手県岩手郡雫石町国見温泉・登山者用駐車場。
午前8時過ぎに到着ですが、もう満車です。
ぎりぎり路肩に路上駐車。
晴天の空に・・・月。
きれいに田沢湖が望める場所で・・。
今日は尾根を行くか谷を行くか・・。
谷を行きます。
男岳1623m着。
男岳頂上からの田沢湖。
少し下りたアミダ池で昼食。
今日はいっぱいの登山者です。
アミダ池の水量も今年は少ないようです。
少し紅葉の写真も撮って。
帰路に着きます。
乳頭山、雨に降られて・・・ [低山徘徊]
6月10日、日曜日。
天気予報は雨のち曇り。
起き出したのは6時半、雨は降っていません。
いつもの日曜日、ゆっくりと朝食をとって、しばし観天望気。
たいして降りそうもない、行くだけいってみようと決めたのが8時。
急いで準備して、自宅出発が8時30分過ぎ。
3週連続の低山徘徊となります。
行き先は乳頭山。
秋田と岩手の県境、秋田駒ケ岳の北に位置し、
秋田では乳頭山、岩手では烏帽子岳と呼ばれる。
秋田のほうが直截的な表現。
おおらかな県民性なのか。
乳頭温泉郷の中の黒湯温泉、孫六温泉からの登山口。
孫六温泉登山口を登る。
駐車場に到着10時10分頃。
孫六温泉へ向かいます。
温泉のまん前を通過して行きます。
孫六温泉登山口。
山頂まで4km。
登り始めます。
だんだん空模様があやしくなってきます。
田代岱へ出ました。
振り返ると田沢湖。
今年初めてのチングルマ。
この辺では霧雨模様です。
雨具を取り出すまでもなく、田代岱山荘へ到着です。
12時を少し回っていました。ずいぶんゆっくりのコースタイムです。
カミサンが登山路脇の根曲がり竹のタケノコの状況を偵察しながらの登りだったからです。
無人の避難小屋だがしっかりした造り。
中も明るくて綺麗です。
今日は、ここでお昼にして、帰ります。
お昼はアンパンにお茶とカップヌードルという妙な組み合わせ。
朝、ありあわせのものを持って出たせいです。
山荘を出てすぐに雨具の上だけ、着込みます。
すこし雨が強くなってきました。
ここを過ぎた下山路は登山モードから、
タケノコ採りモードに完全に切り替わりました。
カミサンは、雨でぬれた笹薮に敢然と突入です。
往路で偵察してめぼしをつけているのでけっこうヒットします。
私は”山菜採りの眼”がないので、
カミサンと同じ場所に入っても半分も採れません。
これが成果の一部。
道々、タケノコを採りながら、
無事、孫六温泉まで下りて来ました。
時間に余裕があれば温泉に入って行くんですが、
今日はタケノコ採りで汚れている上に、時間もありません。
帰路、缶詰加工所に寄ってタケノコ用の缶を持ち帰ります。
自宅に着いて、汚れ物の整理もそこそこに、まずはタケノコの処理。
缶詰用に皮むき、長さをそろえ、缶入れして出来上がりです。
明日、加工所へ届けて缶詰にしてもらいます。
5缶もできました!
今日の乳頭山は、《雨に降られてタケノコ採り》になってしまいました。
6月・秋田駒ケ岳 [低山徘徊]
先週に引き続き、低山徘徊。
6月1日、2日、秋田の山々も、山開きが行われ、夏山シーズン開幕。
6月3日、日曜日、午前5時起床。
天気は晴れ、駒ケ岳を登りにいきます。
自宅出発は6時15分。
岩手県雫石町国見温泉口から登ります。
国見温泉駐車場に車を置いて、出発7時50分。
根曲がり竹のタケノコ取りは、今週はまだ標高の低い所のようです。
駐車場はほとんど登山客だけです。
横長根着。ここまで約50分の行程。
山桜の花。
田沢湖です。
先行する青年の背にあるのはスキー。
クロスカントリータイプのスキーだそうです。
阿弥陀池の北側斜面の雪渓で遊ぶということです。
横岳を行きます。
指呼の近さに岩手山。
男女岳(おなめだけ)・1637m。駒ケ岳の最高峰。
阿弥陀池、そして避難小屋。
横岳から男岳への馬の背。
田沢湖。
阿弥陀池と避難小屋、岩手山。
男岳・1623m、頂上です。
景色を眺めながらの昼食。
どう呼ばれているか正式な名は知りませんが、
私たちは「メダマの親父」と呼んでいます。
カミサンはその横に例年きれいな白鳥の雪形ができるといいます。
今年は雪が少ないようで頭部がいまいちだそうです。
昼食を終えて引き上げます。
阿弥陀池まで下りて来ました。
雪渓を登り返して、もと来た道、大焼砂~横長根を帰ります。
残雪は例年より少なかったんですが、
日差しが強かったようで、顔が真っ赤になりました。
今年最初の日焼けです。
カミサンは例によって、下山路、竹やぶにもぐりこみ、
根曲がり竹のタケノコをゲット。
下山のコースタイムは参考になりません。
無事駐車場着。
帰路に着きます。
5月・岩手の鞍掛山 [低山徘徊]
5月26日午前5時30分。
目を覚ますと天気は晴れ。
前日の天気予報とは明らかに違います。
急遽、鞍掛山へ行くことにします。
山行の準備をして、自宅出発は6時30分過ぎ。
岩手県滝沢村の小岩井農場周辺、相の沢キャンプ場を目指します。
8時40分、キャンプ場駐車場着。
身支度をととのえて登山口へ向かいます。
今回は東側コースを登ります。
キャンプ場内をしばらく歩きます。
クマ出没注意の看板もあります。
頂上まで2.8Km、1時間30分の予定時間。
かなりスローペースのコースタイムです。
登り始めます。
登山道は広く、よく整備され歩きやすい。
ナラ等の広葉樹の新緑の中を行きます。
西側コースとの合流点。
ここまでゆっくり歩いて40分程度。
ここから頂上までは私達の足で30分程度。
山頂です。
鞍掛山頂上、標高897.1mの看板。
正面が岩手山。
岩手山。
秋田駒ケ岳、高倉山、烏帽子岳(乳頭山)。
振り返ると姫神山も見えます。
早池峰は今日は見えませんでした。
山頂で少し休んで下山します。
下山路、山頂から少し下ったあたりでカミサンは笹薮に突入。
登ってくるときから気になっていた根曲がり竹のタケノコにチャレンジです。
けっこうな量をゲットして、満足して下山します。
東西コースの合流点からは西側コースを下ります。
12時10分、相の沢キャンプ場に到着。
途中でタケノコ取りの時間が1時間程度入りましたので、
下山のはっきりしたコースタイムは不明です。
キャンプ場のある、相の沢牧野はこういう環境。
黒い点々は牛さんです。
駐車場の車のそばで、おにぎりとカップラーメンの昼食。
その後、帰路に着きます。
途中、キャンプ場から少し走ったところにある一本桜を見にいきます。
桜の季節に来たいと前から思っていたのですが・・・。
岩手山・一本桜・菜の花。
青い空。
絶句する・・・5月の風景。
浅間山麓鬼押出し [低山徘徊]
5月5日、浅間山登山は断念。
5月の”低山徘徊”は浅間山麓の鬼押出しにしました。
ここでも1300m程度の標高はあるんですが、
ほとんど溶岩の奇岩と雄大な景観を眺める観光です。
60分コースを歩きます。
こどもの日、家族連れや子どもたちも多く、
みんなで、よく整備され舗装された遊歩道を歩きます。
前方の浅間山と黒斑山の山並みが寝観音と呼ばれる形。
観音様が寝ているように見える・・・。
浅間山以外にも、遠くに望める上信越の山々。
浅間山 ・ 鬼押出し ・ 嬬恋村。
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筑紫森 -春を探しに- [低山徘徊]
4月15日、晴天の日曜日。
ハイキング気分でいける地元の山。
秋田市の低山。
筑紫森・392m。
アプローチは自宅から車で30分程、まだ路肩に雪が残っています。
車は昨日、夏タイヤに履き替えたばかり。
登山口の案内板を・・・。
雪解けの水で足元が。
残雪を抜けると・・・。
ゴロゴロ転がる定型の岩。
天然記念物、柱状節理の大規模な岩脈で有名な山。
一応、鎖場もあります。
山頂です。
ここまで登山口からゆっくり歩いて45分。
頂上直下の柱状節理の岩の階段。
山頂の筑紫森神社。
扉を開けてお参りです。
頂上は、神社前に5、6人が登ればいっぱいになる程度の平らな部分。
神社の屋根の向こうは太平山。
少し休んで下山します。
下山路は途中から裏参道を行きます。
山を下りてからお昼。
すぐ近くに岩見ダムがあり、ダム公園になっているのでそこで食べます。
ちょっと車でダムまで移動。
フキノトウをゲット。
てんぷらで食べるとほろ苦い春の味覚。
お昼はラーメン、まずはお湯を沸かして準備。
正面に見えるのが筑紫森。
登ってきた山を見ながらのお昼。
なかなかいいものです。
桜のつぼみは、まだまだ固いようです。
紅葉の栗駒山へ [低山徘徊]
10月10日 体育の日・晴天。
紅葉の栗駒山へ行ってきました。
秋田と岩手そして宮城の三県の県境にある国定公園・栗駒山。
9時20分、須川温泉駐車場着、もうほとんど一杯になっています。
登山客だけでなく、紅葉狩、温泉入浴客と、
みんなお天気に誘われて行楽です。
身支度をして9時30分登山開始。
登山口は須川温泉の脇の道を登っていくので、
足湯のお客さんの横を、いいなーとながめながら通ります。
地獄沢。
昭和湖。
天狗岩。
そして頂上。
お昼を頂上周辺ですまして、下山。
駐車場着13時30分。
正味4時間の紅葉狩り登山。
低いが厳しい山 ・・・七月の八海山 [低山徘徊]
海の日を含む3連休。
海へ・・・ではなく。
海の名がつく山へ行く。
7月16日、秋田市の自宅を午前6時に出発。
日本海沿いに、ひたすら南下。
左手に鳥海山を望みますが、ここはまだまだ通過点。
今回の目的地は、新潟県南魚沼市(旧六日町)。
八海山登山とキャンプ。
山形県鶴岡市、道の駅あつみで日本海をながめる休憩。
ヘリコプターの遊覧飛行も道の駅内で営業中。
すぐ近くで撮影させてもらいました。
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お昼はすこし早めに11時頃。
新潟市を過ぎて、長岡市から関越道に入った越後川口SA。
車にキャンプ道具や食料が積んであるので、
日差しをさえぎる東屋さえあれば、ごらんの通り。
お湯を沸かしておにぎりとスープ。
食後のコーヒー。
ここから、きょうの幕営地まではもう1時間程度。
だいぶ、のんびりとくつろぎます。
六日町ICをおりて、今日の宿泊地へ。
13時30分、五十沢(いかざわ)キャンプ場着。
ファミリーキャンパーでいっぱいのサイトの真ん中に、
登山のベースキャンプとファミキャンの折衷形式様のテント&タープ設営。
テント設営後、まずは近くの温泉、そしてビールの買出しへ。
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7月17日、5時30分起床。
朝食、身支度を済まして、7時キャンプ場を出発。
八海山ロープウェー乗り場へ。
7時30分。ロープウェー乗り場着。
八海山ロープウェーは8時始発。
始発の時間帯は登山客がいっぱい。
始発便待ちの列に並んで、8時無事出発、頂上駅に。
身支度を整えて8時20分、登山開始。
カミサンと挑戦するのは征服コース。
熟練者向き、往復約6時間10分コース。
山頂の八ッ峰をすべて踏破する行程。
山頂の八ッ峰はすべて鎖場。
数え切れないほどの登り降りの鎖場。
八ッ峰は地蔵岳から始まり、
不動岳、七曜岳、白河岳、
釈迦岳、摩利支岳、剣ヶ峰、
そして大日岳(10合目)のピーク。
登山をしたことのない方のために一言、鎖場の説明。
写真のような急な岩場、崖地の登攀で安全のため、
登攀ルートに沿ってあらかじめ、鎖を取り付けてある場所のことです。
鎖の補助があっても十分危険な場所です。
手を滑らしたり、足の踏み場をあやまると落ちます。
鎖場の連続で、カメラを取り出す余裕もなく写真も少ないですが。
ようやく最後の大日岳(1720m)。
11時30分着。
記念撮影を一枚。
この後、山頂で水分と塩分の補給。
・・・まあ、インスタントラーメンの昼食です。
この暑いのにガスと水を背負っていったんです。
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帰路は山頂迂回路をたどりますが、
迂回路も鎖場のあるけっこう難しいコース。
ようやく山頂駅まで戻る。
午後3時30分。
ほぼ標準コースタイムどおりの行動時間。
還暦のおじさんとしては上出来かな。
後は下山後、昨日と同じ温泉で汗を流し。
キャンプ場へ戻ってビール・ビール・ビール。
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7月18日朝、撤収完了。
帰路に着きます。
八海山、標高は低いが、厳しくて面白い山。
おじさんは、もう数年で体力的に登れなくなるだろうな。