SSブログ

カブトレーラーに挑戦 [Cub]


カブを手に入れてから、ずうーと考えていたカブで引くトレーラー。原付トレーラー。


やっと、形になりましたので紹介します。


DSCF5742-1.jpg

 

最初は一輪トレーラーを考えて、2年前には一輪車を改造したり、いろいろやってみたのですが、


一輪では、どうしても溶接の技術がないと満足なものは自作できないと判断。


転用&改造で行こうと、既成のサイクルトレーラーから安全性の高いものをカブ用に


転用できないか、メルカリ、ヤフオクを張ってました。


11月、メルカリでいい品物を見つけました。


二輪のキッズトレーラー、BUALEY(バーレー)のBee(ビー)という幼児用のトレーラーです。


幼児二人を載せて自転車で引く仕様のトレーラーです。自転車用ベビーカーとメーカーでは言ってます。


安全性は、子ども・幼児を対象にしていることから充分です。


自転車が倒れてもベビーカーは倒れないとのこと。二輪トレーラーの強みです。


積載重量もキャンプ道具程度では、子ども二人を乗せた場合の許容積載重量45kgをオーバーはしない。


走行速度も、メーカー推奨速度8~24km/hと、原付でリアカーを引いた場合の法定速度25km/hで


走るとすればまあOK。


あとは、自転車とカブの取付位置の差だけだろうと考え、購入しました。


届きました。さっそく開梱。


DSCF5721-1.jpg


カバー、本体、牽引アーム、自転車取付金具(ヒッチ)、車輪。


DSCF5722-1.jpg


基本構想は、カバーや、幼児用のシート等不要な物を外してフレームだけにするつもり。


DSCF5723-1.jpg


カバー、シートと取り外し完了。


DSCF5724-1.jpg


DSCF5725-1.jpg

 

車輪をつけて点検。側面カバーを残すとフレームをたたんだ状態では干渉してNG。


DSCF5726-1.jpg


側面カバーをフレームから外した状態、底面シートは残す形がベター。


切ってしまうのも躊躇するということで、側面カバーを底面に折り込む形でまとめる。


DSCF5727-1.jpg


フロント、リアのフレームを折りたたんで、このパニアケースを載せる形にしたかったのです。


このケースは随分前からキャンプ道具入れとして持っていたもの、目指すのはこれを活かす形のトレーラー。


この状態で牽引バー先端部の負荷荷重を計測します。


メーカー推奨値は0.9~9.7Kgの範囲、重すぎても軽すぎてもだめです。


空荷の状態で0.9Kg。


OKです。


DSCF5728-1.jpg


それでは、カブ側にヒッチを取り付けます。


このヒッチはメーカー純正品ではなく、売り主さんが自作したという溶接物。


これがだめなら、メーカー純正を購入するということでまずは、やってみます。


DSCF5729-1.jpg


カブのアクスルシャフトの左側ナットを外してヒッチを取り付けます。


まるで誂えたようにピッタリ。どこにも干渉する所はありません。


DSCF5730-1.jpg


牽引バー取り付け完了。


カブの場合はチェーンケースが左側にあるため、自転車に取り付けするよりオフセット量が多くなります。


計測してみます。


カブ車体芯とトレーラ車体芯のオフセット量は左へ120mm。


自転車に取り付けるよりオフセット40mmほど多いということです。


左に注意して走らないといけません。


牽引車とトレーラーとの偏芯が生じる構造なのは、メーカーでも承知のことで、


無理をして両車体芯を合わせることによる、ヒッチ部へのねじれの荷重の発生を抑えるとのこと。


ヒッチ部芯がトレーラー車体芯という判りやすい構造。


この考え方だったら、どんな自転車にも取り付けれるしね。


DSCF5731-1.jpg


さて、取り回しの練習。


エンジンを掛けずに庭で引張り回しましたが、やっぱりバックが難しい。


DSCF5733-1.jpg


曲がる方向と逆にカブのハンドルを切るという、トレーラーのバック運転の基本練習。


なかなか行きたい方向へいけません。



DSCF5734-1.jpg

 

次はトレーラーの走行試験・試走。


タイヤの空気圧を点検して、空のパニアケースを載せてロープを締めて出発です。


DSCF5735-1.jpg


中央公園までやってきました。


右折も左折も上りも下りも、問題ありません。


走行速度も法定速度で走る分には何ら問題ありません。


走り出しも2速発進できるくらいです。しませんけど。


DSCF5737-1.jpg


駐車スペースは車と同じ程度が必要です。カブ+トレーラ 全長で3m程度あります。


DSCF5738-1.jpg


この形で使うとしたら、パニアケースにあまりロープを掛けなくて済むようにケースの


フレームへの固定方法を考えないといけないな。


あとは反射板とフラッグポールをどう取り付けるか。



DSCF5739-1.jpg


試走から帰って次の日、さっそく作業しました。

 

反射板はカバーに付いていたものをフレームに移植。


フラッグポールは付属してなかったのでアルミパイプで作りました。


ポールの固定は今の所、パニアケースへ縛りつける形。


DSCF5740-1.jpg

 

トレーラー右側面。


DSCF5741-1.jpg


同じく左側面。


このあと考えるのはパニアケースの固定方法。


ロープがあまり目立たず、さらに最小限の手数でケースが開閉できる方法。


ああ、それにいちばん大事なフラッグの色・模様・デザイン。


それと、これを引いて、どこを走りに行くか?


北海道かな?



nice!(6)  コメント(1) 
共通テーマ:バイク

nice! 6

コメント 1

あき

初めまして、
私もトレーラーのベースは同じ物です。
私は、ベースの上にrv innoのハーフサイズのルーフルーフを溶接して取付ました。
ラック内の積載面サイズは約1000mm x 480mmです。
電動アシスト自転車で牽引しています。
by あき (2023-09-12 17:09) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。