SSブログ

TSUNAMI―陸前高田市・・・山田町:頑張れ [未分類1]

3月12日:20:45 秋田市、私の住居地域の電気は地震後、31時間ぶり復旧しました。

人生60年、生まれて初めての大停電です。

DSCF0254.JPG

 定点撮影 3/12 昼 卯の方角

この方角をどこまでも東へ行くと岩手三陸海岸。

DSCF0255.JPG

 3月12日 昼 南の方角

日本海中部地震の経験もありますので、大きな揺れの地震は多々ありましたが

こんな長時間の大停電は、はじめてです。

日本海中部地震の時はライフラインのうち水:断水の経験をしていますが

二晩にわたる大停電の経験は、ありません。

必要なもの、1、情報:通信系統。2、食、衣、住:エネルギーにつきます。

最初に通信の確保を必要としましたが、地震直後停電が始まってすぐ有効だったのは

1、固定電話間通話、2、携帯メール、3、携帯電話(直後の数分有効だっただけ)

の順でした。

携帯のワンセグでテレビ情報を取得しましたが充電の電源確保ができません。

交通網は停電によって一時大渋滞を引き起こしますが、地方都市の住民

お互いの寛容さによってゆずりあい、自然にある程度の時間で解消しました。

冬の東北で必要なのは熱源、停電によってガソリンスタンドが機能を失い

ガソリン、灯油がアウト。スタンドが営業をやめてしまいました。

 また灯油があっても、灯油ストーブ・FFストーブでも電源がないと燃焼できず、

一昔前の電源不要の対流型、反射式石油ストーブしか対応できません。

DSCF0247.JPG 

我が家では石油ストーブ・ファンヒータは部屋の数だけ、7台 程ありましたが全部電源使用タイプ

結局機能したのは炭でした。

DSCF0253.JPG

 灯油はホームタンクに400Lほどはいっていましたが、電気がなければ、役に立ちません。

幸いキャンプ用の木炭の残りがありました、キャンピング用ガスバーナーで着火、暖をとります。

DSCF0249.JPG

3月11日夜使用の照明、暖房関係 。

DSCF0250.JPG

同、通信関係。

携帯のワンセグ は充電分で使用で2時間程度でアウト。

ノートパソコンはインターネットでのニュース確認用。

大容量バッテリーで電池容量の半分程度使いました。

携帯は充電池ほぼフル容量だったため、2日間充電せずに使用できました。

ライト兼用のラジオは音もチューナーもあまりよくなく一部のAM局しかはいりません。

DSCF0251.JPG

本格的ラジオは3/12日、単2の電池を何とか入手してやっと連続聴取できました。

近所のコンビニ、スーパーも地震直後に停電で即閉店し、12日、各区域逐次通電開始後

に営業を開始していったようですが、開店時は電池、カセットガスコンロ、同用ガスボンベ、

カップラーメンは見る間になくなったそうです。

IMG_0003.JPG

陸前高田市から山田町の三陸海岸は一昨年、5月の連休にカミサンといっしょに訪れています。

IMG_0008.JPG

IMG_0013.JPG

それぞれキャンプ泊をしたきれいですてきな海沿いの町です。

山田町は翌年、私ひとりで単車でソロキャンプでも訪れています。

 被災された方々に、心からお見舞いを申し上げます。

きれいな、元気な町をもう一度作ろう、頑張れとエールを送ります。

 

 

 


nice!(6)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:バイク

nice! 6

コメント 2

barbie

ご無事でよかったです。PCや携帯、バッテリー切れでは無用の長物になってしまいますね。自家発電など考えてみようと思ってます。
私も一昨年のシルバーウィークに陸前高田を通過しました。宿泊した志津川の変わり果てた姿に言葉もありません。一人でも多くの方が救出され、一日も早く復興できるよう願ってやみません。
by barbie (2011-03-14 14:48) 

ふう

☆barbieさんへ
ありがとうございます。
秋田は日本海側ですので、今回の地震で東北でもほとんど
被害を受けなかった県と思います。
今朝の段階で宮城県の親類と連絡が取れましたが、仙台市
いまだライフライン、電気、水道、ガスすべてダメということでした。飲み水は何とか手に入れているが食糧は乏しくなっているという状況のようです。
 宮城、岩手の太平洋側は東北の物流の中心ですので、職場へ出勤して情報を集約すると、とにかく物が動かない状況です。秋田でもすでにガソリンの入荷見込みは当分つかないとして
給油制限をするスタンド、在庫分をすでに売り切ってしまった
スタンドも出てきています。
すべての物資について同様の傾向が発生しています。
宮城、岩手はもっと厳しい状況だと思います。
救援物資を持って親類のところへ駆け付けたいと思っても
高速道は個人はまだ通過できない現状です。
とにかく早急にライフラインの確保を願います。
by ふう (2011-03-14 21:12) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。