ママチャリロードを組む《組立編》ツンツンツノダ号 [自転車]
いよいよ組立に入ります。
まずは、フレーム寸法の矯正。
前輪フォークエンド幅寸法の矯正。
後輪エンド幅寸法も矯正。
ボルト・ナットで治具を作り、正規寸法より大きく広げて固定しておく。
矯正治具を外したときにロードバイクのホイールがスムーズに入る寸法になるように。
このままの状態でフレームの塗装に入ります。
オリジナルの塗色はイエロー系だったので、もっと鮮やかな黄色をスプレイ。
塗装が乾いたら、組立に入ります。
フレーム・フォークを組み付けして、ここからロードの部品を組んでいきます。
基本方針はなるべく手持ちの部品を使うこと。
自分で加工できることは時間がかかっても不細工でも加工してみること。
まずはBB ボトムブラケット。現代のカートリッジ式のBBに。
シマノ BB-UN55 68-110。
そして、チェーンリング・クランク。
ミヤタカリフォルニアロードについていたクランク。
50t-40t クランク長165mm
ホイール、前輪・後輪。
ホイールはマビック。タイヤはビットリアのチューブラータイヤ 28-21。
ここからは、どんな順序でもいいが、まずはリアディレィラー。
シマノ ティアグラ。
ディレィラーハンガーをママチャリフレーム用に正爪ハンガーにしなければならない。
ネットで検索して、正爪用に使えるものをアマゾンで購入。
ミソは逆爪用ハンガーをひっくり返して取付使用するということ。
ブレーキは前後ともテクトロ R350。
前ブレーキはママチャリフレームの取付けボルト孔の後側の拡大が必要。
ドリルで増径し、ナットが入るようにする。
後ブレーキはフェンダーの取付孔を利用して、L型鋼を着け、それにブレーキを取り付ける形。
チェーンは8速用。
スプロケットは8速、25t-12t。
変速機はティアグラで9速用だからうまく作動するかな。
ハンドルはサカエ 380mm.。ステムは60mm。
サドル。ミヤタのネーム入り。
シートポストはママチャリオリジナル。26.0mmの径。
自分用に合わせるには長さが足りない。
とりあえずこの高さで組む。設定はあとから考えよう。
デュアルレバーはティアグラ。
ペダルはMKS。フラットペダル。
フロントディレイラーはフレーム接合部の段差になった部分に取り付け位置がくる。
うまく適合するものがなく、34.9mm径のクランプにゴムシートをかまして取り付ける。
この状態でフロントディレィラーの位置の自由度がなく、チェーンリングのカバー板に干渉してNG。
フロントディレイラーは、この状態でしか取付できないので、チェーンリング・クランクを交換することに。
手持ちのチェーンリング・クランクで外形のちょっと大きなものがありました。
数ミリの差ですが、52t-39t クランク長170mm。シマノですがノーネーム。
とりあえずの形。
この段階で右のシフトレバーが機能しません。
空打ち状態でラチェット音はするんですが、リアの変速ができません。
ちゃんと動く同型のものをヤフオクかメルカリで探すか・・。
結論として、リアの変速はシングルレバーで行うことにして、ヤフオクでゲット、納品待ち。
することがないので、ハンドルにバーテープを巻きます。
白黒の迷彩。
ケーブル類の取り回し状況。
写真ではあまり見えないがケーブルハンガーと、BB部下部にシフトケーブルガイド。
これらはアマゾンで調達。
サイドスタンド。
一応ママチャリロードをうたうのでスタンドを着けました。
シングルレバーが届きました、これが当面の完成形。
リアのシフトはバンド止めのシングルレバー。メーカーはサンプレックス。
ティアグラのシフトレバーが、右だけ機能しなかったんです。よくある不具合のようです。
ですから右はブレーキレバーのみ、左はデュアルレバーとして使うというティァグラの変速方法。
試走に行ってきます。
ボトルケージはフレームにタップを切って取り付けました。強度的にはあまり問題ないでしょう。
あとはサイクルコンピューターの取付。
形だけは軽そうで、速そうですが・・。
さて、どうでしょう。ママチャリロード。