腰巻お仙-唐十郎 / 老眼乱読 [古本-戯曲]
ぼくの本棚から・・・。
今週はマイナーな分野へ入り込んでいくようです。
今日は唐十郎の戯曲・・。
いえ、芝居の紹介です。
腰巻お仙 唐十郎 1968年 現代思潮社
本の構成は、
「特権的肉体論」として演劇論、エッセイ。
「腰巻お仙」は、
第一部 忘却編、
第二部 義理人情いろはにほへと編の二部作。
この「腰巻お仙・義理人情いろはにほへと編」が、
「月笛お仙」の仮題で新宿・花園神社で、三ヶ月間ぶっ通しで上演されて、
状況劇場・テント劇場を世に知らしめた芝居。
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あとがきで、
なぜ”腰巻お仙”の原題で上演しなかったのか・・。
流行の新宿の街でも、腰巻・・・はお下品であるとの、
良風美俗側からのブレーキがあったからと、
唐の弁明がのっている。
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