60s’Bike本 『 燃えろ!白いアフリカ 』 [Book]
雪国でダカールをめぐる話をしていたら、連想のリンクで表題の本にたどり着きました。
僕の本棚から・・・・60s’バイク本・古書の紹介です・・・・
私の持っている単車本では一番古い本、昭和42年・1967年発行ですから
完全に古書の領域に入る本です。
「ひとりでアフリカをオートバイで走る」がテーマです。
燃えろ! 白いアフリカ 沖 由也 日刊スポーツ出版社
43年前の発行ですから、ほんのすこし中味を写真紹介するのを許してもらいます。
扉
アフリカの地図の着色部がメインの舞台、スーダン
路程図
目次
カラーページ 若い娘とホンダCL300
スーダンの風景と人々
子どもたちと著者
奥付
今読んでも十分に面白いし、バイク本の中でも歴史的意味のある本のようです。
ネットで検索してみると以下のサイトに行きつきました。
私のつたない紹介文よりもずっと詳細がわかります。
http://www.interpress.jp/africa_bike.html
◆アフリカ大陸オートバイ冒険旅行
-戦後、日本人で初めてアフリカ大陸を走破した記録-
1966年8月5日、出発!
一般の日本人が、簡単に海外へ出ることができなかった渡航制限時代に、
一人の27歳の青年が無謀にもアフリカ大陸のスーダンを激走した記録です。
これは戦後、日本人で初めてのアフリカ大陸オートバイ走破です。
オートバイはホンダで開発したばかりのスクランブルCL300(305CC)。
ホンダはまだ砂漠での走行は未経験で、いわばテスト走行を兼ねていました。
第1回パリ・ダガールラリーが開催される13年も前のことでした。
う~ん、パリダカがホントの“ダ・カール”に戻ってきて欲しい!と切に願う今日このごろ…です。
by よっすぃ〜と (2011-03-05 15:57)
ツールとしてのバイクで実現できることは、色々あるものですね。
そしてこの時代の大きな希望も原動力になった企画だったと想像します。
今の日本では、こんないい話、できないのかな~
by uni (2011-03-06 15:27)
海外の情報、しかもアフリカの情報などは少なくて大変だった時代に、まさに真の冒険ですね(^_−)−☆私が始めて海外に行ったのは1977年でしたが、ご近所さんや親戚からお餞別とかもらった時代です。
by barbie (2011-03-06 18:18)
☆よっすぃ~とさんへ
そうですね。
いつの頃からダカールを目指さないラリーになったのでしたか?
ダカール乗りとしては、早く戻って欲しいですね。
by ふう (2011-03-07 20:17)
☆uniさんへ
最初この本を手にした時、あ・・なんでも見てやろうだ・・と思いました。
60年代初頭、小田 実は『なんでも見てやろう』と
ヨーロッパを放浪して若者の海外熱に火を付けましたが、
沖さんはバイクでそれをやろうとしたのかもしれません。
もっと過酷なアフリカの地で。
60年代ホンダにも新進オートバイメーカーの熱さがあったろうし。
by ふう (2011-03-07 20:41)
☆barbieさん
この本の発行された1967年、私は16歳。
夏休み、親戚のオートバイを借りて何日間か練習し
(もちろん砂利道の公道で)、自動二輪免許に挑戦して
ようやく夏休みの終わる八月末に免許を手にしたのでした。
免許証を見ればその日が今でも記載されていますからね。
・・その頃は何をしたかったのか、何になりたかったのか。
by ふう (2011-03-07 20:55)