焚き火台 自作?燃焼試験Ⅰ [道具]
晴天の日曜日。 風もなく燃焼試験には最適の日より。
ただ、還暦のおじさんが自宅の庭先でひとりで火遊びを始めるには
秋田のいなかとはいえ、まだまだ抵抗があります。
いや田舎だからこそ、隣近所の眼を気にしなければならないのですが。
幸い、今日は近所に住んでいる孫たちが遊びに来ているので、
孫たちに焚き火の仕方を見せてやるという名目で燃焼試験を始めます。
まずは試験する焚き火台を準備。
いろり鍋+ジャンボ蒸し器+鉢スタンドの組み合わせ。
ホイールカバー孔なし+ホイールカバー孔あり+鉢スタンド
新聞紙、焚き木、薪
道具は鉈とチャッカマン、そしてトング(火ばさみ)
子供時代、家の土間にかまど、居間には囲炉裏があり
冬は薪ストーブで暖をとるという生活を経験している
いなかの農村育ちのおじさんですから、
この道具立てで、着火できると自信を持って孫たちに指示。
いずれの焚き火台も、2枚相当のねじった新聞紙とひと掴みの焚き木
・・・1cm厚程度の杉板を小割りしたもの。
新聞紙に着火。おおきな焚き木を追加していく。
2セットとも順調に燃焼。
ホイールカバーの組み合わせのほうが空気の流れがいいよう。
いろり鍋は少しロストル位置が深すぎるのか。
孫たちは裸火、煙に慣れていないのと、
焚き火の興奮でトングを持って火の周りをぐるぐる。
大きな焚き木に火がついてしまえば燃え方はそんなに差はないか。
これで焚き木の供給を止めてきれいに燃えつくすか確認。
いろり鍋+ジャンボ蒸し器の組み合わせがきれいなオキ火ができる。
これだけでは孫たちも満足しないだろうと餌で釣ってもう少しお付き合いを願う。
登場したのは尾上製作所のフォールデングバーべキューコンロ、幻の名品。
ノマディックバーベキューコンロ N-Ⅱ。
パタパタと10秒程度で設置完了。
焚き火台としてのメーカー既製品の性能はどうか比較してみます。
さすがに種火を移動しての点火ですので子供たちがでたらめに突っ込んだ
焚き木でもあっという間にいい焚き火に。
あとは網を持ち出してホイール焼き、中味はさつま芋、ジャガイモ、干しモチ。
3台の焚き火台の配置はこの通り。焚き火パーティの状態。
熱くて持てないので雪の上で冷やします。
いい具合に焼けました。お芋です。
後片付けをして試験対象の焚き火台を確認。
ジャンボ蒸し器がいい色に焼けました。開閉の機構は問題なし。
燃焼試験は無事終了。
転用焚き火台二組とも甲乙つけがたい燃焼結果でした。
家に入ると、家族には焚き火臭い、煙臭いと悪評でしたが。
孫たちが焚き火に親しんで、初めての経験を喜んでくれたのが
今回の燃焼試験の一番の収穫。
還暦祝いの- 赤 -ひと押し・願う
どちらも良い物ができあがったみたいですね。
この実験を喜んだのはお孫さん達かも。(^^)
by yosi (2011-02-08 20:43)
雪がすごいですね~ うちの方は菜の花が咲き乱れています
by hukkin (2011-02-08 21:07)
☆yosiさんへ
今の子どもたちはいつまでたっても、刃物にも火にも触らせて
もらえないという時代でしょうから、孫たちは今回の実験、
大喜びでした。
さすがに鉈での焚き木の小割りはさせませんでしたが、
火ばさみは2人とも手元から離しませんでした。
by ふう (2011-02-10 22:53)
☆hukkinさんへ
この写真のときはある程度除雪もして、お天気も続いて、庭の
積雪も少なくなった時でした。また、昨晩から大雪です。
こちらでは菜の花は、桜の前、4月の中旬頃でしょうか。
by ふう (2011-02-10 23:02)
はじめまして。先程はnice!ありがとうございました。
なかなかイイ実験ですね(o^-')b
そして雪がすごいですね!
宮城の東部なんて今年は全然積りません(^_^;)
by 足軽兵「功」 (2011-02-18 18:04)
焚火大好きです。野宿する時に必ずやります。炎の色ってとっても良いですよね。雪上焚火とは、すごいですね!未体験ゾーンです。焚火万歳!
by としくん (2011-02-20 22:08)
なんとホイルキャップも立派な
焚き火台になるんですね。
結局はどれも美味しいものにありつけれるって事でしょうか?
冬らしい楽しい実験ですね。
by 響 (2011-02-20 22:35)
☆足軽兵「功」さんへ
ありがとうございます。
降雪はここしばらく無いですが、積雪はまだまだあります。
早く乾いた土やアスファルトを拝みたいですね。
by ふう (2011-02-21 21:05)
☆としくんさんへ
私も何十年ぶりに焚き火をしてみました。
雪の上での焚き火は炎の色がきれいに出ていいもんですね。
by ふう (2011-02-21 21:09)
☆響さんへ
古いホイールキャップはそのものズバリの焚き火台でしたね。
孫たちも火を使って食べ物をおいしく調理できる術を経験
できたいい実験でした。
by ふう (2011-02-21 21:16)