80s' Bike本 4度目 [Book]
僕の本棚から・・・4度目。
今回はバイク小説---バイクよりも小説の色のほうが濃い本を選んでみました。
バイク本の棚ではなく、小説の棚の中にあった本を3冊。
まず、バイク小説では最もお気に入り、繰り返し読んだSF。
高千穂 遙 狼たちの曠野 1987年 集英社文庫
空と大地と道があるバイク乗りの理想郷・近未来か幻想世界でのビルドゥングスロマン。
主人公のバイクはZ400FX、GT380、XL500S、CB650、Z650LTDと変わっていく。
この世界の神は4神。神殿も4種。HONDA,YAMAHA、SUZUKI、KAWASAKI。
自分の選んだ神の神殿で、1人が所有できるバイク1台を授かる・・・。
SF好きも、冒険小説好きも、もちろんバイク好きも満足させる小説。
佐々木 譲 鉄騎兵、飛んだ 1986年 徳間文庫
短編小説集。表題作はモトクロス小説だが、オール読物新人賞を受賞した、
モトクロスのことを何も知らない読者をもをひきつける力をもった小説。
1ページ目、主人公のバイクはCR125エルシアノ、ライバルはYZM125。
80年代若者を描いた短編小説集、しいて分類するならスポーツ小説集か。
泉 優二 ライド・オン 明日にグッバイ 1987年 角川文庫
GSX750Rに乗る若者と、シルビアンヌというXL600Rに乗る女性との出会い。
ヨーロッパを舞台にした青春小説。
アドベンチャー・バイクロマン!
三冊並べてみると、みな青春小説ですね。
このブログも80s’Bike本の図書室みたいになってきましたけど、
オフシーズンのネタ不足期間中限定としますのでお付き合いを。
老眼乱読の- 白 -ひと押し・願う
懐かしいですね~
by たくや (2010-11-26 09:19)
☆たくやさんへ
懐かしいのコメント、ありがとうございます。
出てくるバイクの名でメーカーや機種がイメージできると
バイク小説ももっと面白く読めます。
by ふう (2010-11-26 20:49)