高見順の詩集 / 老眼乱読 [古本-詩]
ぼくの本棚から・・・。
まだ、「た」行の詩人。
た・・高見 順。
詩集 死の淵より 高見 順 1966年 講談社
-----------------------------------------------------------------------------
「死の淵より」という題の詩をひとつ書こうと思ったのだが、
できなかった。できたら、それを全体の詩群の題にしようと
思っていた。それはできなかったのだが、全体の題に残すことにした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
安東次男は詩は老年の文学であると書いていた。私にとって
詩はまさに老年の文学である。私の詩の実際は、安東次男の言う
老年の文学とは違うかもしれぬが、詩が青春の文学だけでないのは、
私のためにも詩のためにも仕合せである。
-----------------------------------------------------------------------
------------------------------Ⅰ、Ⅲ 各詩群の前の詩人のコメントから抜粋
詩が老年の文学であるとすれば、私もまた、チャレンジしても許されるのか・・。
コメント 0